北総線の運賃問題

                        





































令和6年12月18日

北総鉄道2024年上半期は増収増益

 北総鉄道(株)の2024年度上期(4月〜9月)決算が公表されました。2022年10月からの運賃大幅値下げの効果もあり、輸送人員は前年同期比112万5千人(5.8%)の増加となり上期で初めて2千万人を超えました。営業収益は3億4千万円(5.2%)増の69億3千万円、営業費用は49億7千万円で、その結果、営業利益は19億6千万円と前年比3億7千万円(20.7%)の増益となり、経常利益は17億8千万円(前年比25.0%増)法人税等を引いた中間純利益は26.4%増の12億6千万円となりました。


2023年度上期
2024年度上期
増減数
増減率
輸送人員
定期外
665万8千人
695万3千人
29万5千人
4.4%
定 期
1,271万8千人
1,354万8千人
83万0千人
6.5%
合 計
1,937万6千人
2,050万1千人
112万5千人
5.8%
運賃収入
52億3,000万円
55億200万円
2億7,200万円
5.2%



令和3年11月22日

北総線運賃大幅値下げ

11月19日、北総鉄道は来年10月1日から全体で15.4%値下げをするため
国交省に運賃変更の届出をしました。

中でも通学定期は64.7%の大幅値下げに踏み切り、念願であった京成本線と
ほぼ同額となります。

初乗りは210円から190円に通勤定期も13.8%の値下げとなります。
 【例】
  白 井 駅  ⇔ 西白井駅   210円→190円
  白 井 駅  ⇔ 新鎌ヶ谷駅  380円→330円
  西白井駅 ⇔ 新鎌ヶ谷駅 310円→280円
  NT中央駅新鎌ヶ谷駅  580円→480円
    西白井駅⇔ 高 砂 駅    650円→550円

補助金に頼らない自社による大幅値下げを高く評価致します!





令和3年6月24日
 令和2年度決算公表 コロナ禍でも連続黒字

 令和2年度決算が公表されました。新型コロナウィルス感染症拡大の影響により輸送人員は前期比910万人減の3,003万人と大幅に落ち込み、営業収益も前期比24.2%減の134億5千万円となりました。しかし、営業利益は22億1万円、経常利益は18億円を確保し、法人税等を控除した後の当期純利益は、前期比12億6千万円と、他の鉄道会社が軒並み大幅赤字を出す中で、21年連続黒字を確保しました。
 この結果、総資産から負債を引いた令和2年度末の「純資産」は217億5千万円まで膨れ上がり、「累積赤字」も31億5千万円まで圧縮され、令和4年度には解消される見込みです。

                                                             単位・億円
区分
 平成
21年度
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
 平成 

26年度
平成

27年度
 平成 

28年度
平成 

29年度
平成 

30年度
  令和 

元年度
令和

2年度
営業収益 148.3 151.7 154.3 159.2 164.1
162.6
164.8
168.2
175.2
177.4
177.5
134.5
営業費用 99.3 102.7 105.8 105.1 108.5
114.6
115.1
121.0
134.0
134.5
135.9
112.4
支払利息 14.9 12.9 11.7 10.7 9.6
8.4
8.0
6.5
5.9
5.1
4.8
4.5
法人税等 12.9 17.5 15.4 17.1 18.1
14.3
14.1
12.6
11.4
11.8
11.4
5.4
当期損益 16.7 21.6 21.7 26.7 28.9
25.3
27.6
28.1
24.5
26.5
26.2
12.6






令和2年6月26日
 令和元年度決算公表 20期連続黒字

 令和元年度決算が公表されました。新型コロナウィルス感染症の影響により定期外旅客は1.3%減となりましたが、定期旅客は沿線人口増加により1.5%の増加となりました。そのため輸送人員は、対前期比26万4千人増の3,913万人(0.7%増)となりました。また、営業収益は前期比0.1%増の177億5千万円、営業利益は2.9%減の41億6千万円、経常利益は2.4%減の37億4千万円と20年連続黒字となり、法人税等を控除した後の当期純利益は、前期比1.3%減の26億2千万円となりました。
 この結果、総資産から負債を引いた令和元年度末の「純資産」は204億9千万円まで膨れ上がり、「累積赤字」も44億1千万円まで減少され、あと2年で解消される見込みです。


                                                             単位・億円
区分
 平成
21年度
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
 平成 

26年度
平成

27年度
 平成 

28年度
平成 

29年度
平成 

30年度
  令和 

元年度
営業収益 148.3 151.7 154.3 159.2 164.1
162.6
164.8
168.2
175.2
177.4
177.5
営業費用 99.3 102.7 105.8 105.1 108.5
114.6
115.1
121.0
134.0
134.5
135.9
支払利息 14.9 12.9 11.7 10.7 9.6
8.4
8.0
6.5
5.9
5.1
4.8
法人税等 12.9 17.5 15.4 17.1 18.1
14.3
14.1
12.6
11.4
11.8
11.4
当期損益 16.7 21.6 21.7 26.7 28.9
25.3
27.6
28.1
24.5
26.5
26.2
区分
平成
9年度
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
平成
13年度
平成
14年度
平成
15年度
平成
16年度
平成
17年度
平成
18年度
平成
19年度
 平成
20年度
営業収益
100.1
109.8
115.9
122.8
125.5
124.9
126.9
127.4
130.1
135.5 143.9 148.2
営業費用
74.4
74.9
74.8
77.7
79.7
 81.9
 81.9
83.7
88.3
90.7 94.8 98.7
支払利息
60.5
59.6
55.5
41.6
28.4
 27.7
 27.0
25.7
20.6
20.0 19.1 16.6
法人税等






7.4
9.0
10.2 11.7 13.8
当期損益 ▲33.1 ▲24.0 ▲12.7
4.1
22.5
 16.0
 18.4
9.9
11.1
13.3 15.4 18.3




平成30年7月1日 印西市長はえらい!



             6月23日 東京新聞





平成29年9月 28年度決算 17期連続黒字

                                              
区分
 平成
21年度
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
 平成 

 26年度
平成

27年度
 平成 

28年度

営業収益 148.3 151.7 154.3 159.2 164.1
162.6
164.8
168.2

営業費用 99.3 102.7 105.8 105.1 108.5
114.6
115.1
121.0

支払利息 14.9 12.9 11.7 10.7 9.6
8.4
8.0
6.5

法人税等 12.9 17.5 15.4 17.1 18.1
14.3
14.1
12.6

当期損益 16.7 21.6 21.7 26.7 28.9
25.3
27.6
28.1

区分
平成
9年度
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
平成
13年度
平成
14年度
平成
15年度
平成
16年度
平成
17年度
平成
18年度
平成
19年度
 平成
20年度
営業収益
100.1
109.8
115.9
122.8
125.5
124.9
126.9
127.4
130.1
135.5 143.9 148.2
営業費用
74.4
74.9
74.8
77.7
79.7
 81.9
 81.9
83.7
88.3
90.7 94.8 98.7
支払利息
60.5
59.6
55.5
41.6
28.4
 27.7
 27.0
25.7
20.6
20.0 19.1 16.6
法人税等






7.4
9.0
10.2 11.7 13.8
当期損益 ▲33.1 ▲24.0 ▲12.7
4.1
22.5
 16.0
 18.4
9.9
11.1
13.3 15.4 18.3






平成28年7月 27年度決算公表 16期連続黒字

 平成27年度決算が公表されました。
                                             
区分
 平成
21年度
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
 平成 

 26年度
 平成 

27年度


営業収益 148.3 151.7 154.3 159.2 164.1
162.6
164.8


営業費用 99.3 102.7 105.8 105.1 108.5
114.6
115.1


支払利息 14.9 12.9 11.7 10.7 9.6
8.4
8.0


法人税等 12.9 17.5 15.4 17.1 18.1
14.3
14.1


当期損益 16.7 21.6 21.7 26.7 28.9
25.3
27.6


区分
平成
9年度
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
平成
13年度
平成
14年度
平成
15年度
平成
16年度
平成
17年度
平成
18年度
平成
19年度
 平成
20年度
営業収益
100.1
109.8
115.9
122.8
125.5
124.9
126.9
127.4
130.1
135.5 143.9 148.2
営業費用
74.4
74.9
74.8
77.7
79.7
 81.9
 81.9
83.7
88.3
90.7 94.8 98.7
支払利息
60.5
59.6
55.5
41.6
28.4
 27.7
 27.0
25.7
20.6
20.0 19.1 16.6
法人税等






7.4
9.0
10.2 11.7 13.8
当期損益 ▲33.1 ▲24.0 ▲12.7
4.1
22.5
 16.0
 18.4
9.9
11.1
13.3 15.4 18.3






9月23日 北総線耐震補強箇所


 首都直下型地震が発生した場合に備えて、震度6強に耐えうる耐震補強をするという。
費用は40億6,300万円で、国、自治体、北総鉄道が1/3ずつ負担をすることで合意をしている。
自治体であるが、千葉県が1/2、沿線6市が1/2の負担を来年度から3年間にわたり北総鉄道に補助をする。
 さて、沿線6市の負担割合はどうなるのであろうか。

 下図が耐震補強の対象箇所である。
対象事業の橋脚、橋梁は白井市には存在しない。
柱も、1,474本中、神崎川周辺に白井市と船橋市が合わせて94本となっている。
 今後、白井市の予算はどのように提案されるのだろうか。







平成26年7月1日 25年度決算公表 14期連続黒字

 平成25年度決算が公表されました。輸送人員は、対前期比907千人、2.6%増の36,414千人、営業利益は前期比3.0%増の164億7百万円となりました。また、営業利益は、前期比5.8%増の55億5千8百万円、法人税等を差し引いた当期純利益は、8.4%増の28億9千1百万円と過去最高益を更新しました。

                                             
区分
 平成
21年度
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度




営業収益 148.3 151.7 154.3 159.2 164.1



営業費用 99.3 102.7 105.8 105.1 108.5



支払利息 14.9 12.9 11.7 10.7 9.6



法人税等 12.9 17.5 15.4 17.1 18.1



当期損益 16.7 21.6 21.7 26.7 28.9



区分
平成
9年度
平成
10年度
平成
11年度
平成
12年度
平成
13年度
平成
14年度
平成
15年度
平成
16年度
平成
17年度
平成
18年度
平成
19年度
 平成
20年度
営業収益
100.1
109.8
115.9
122.8
125.5
124.9
126.9
127.4
130.1
135.5 143.9 148.2
営業費用
74.4
74.9
74.8
77.7
79.7
 81.9
 81.9
83.7
88.3
90.7 94.8 98.7
支払利息
60.5
59.6
55.5
41.6
28.4
 27.7
 27.0
25.7
20.6
20.0 19.1 16.6
法人税等






7.4
9.0
10.2 11.7 13.8
当期損益 ▲33.1 ▲24.0 ▲12.7
4.1
22.5
 16.0
 18.4
9.9
11.1
13.3 15.4 18.3









これまでの内容は下記をご覧ください。

冒頭の日付が、平成16年1月10日となっていますが、
「平成26年1月10日 伊澤市長ついに決断」の間違いです。



hokusousennnountinmndai.htm