議会報告

2020年

★掟破りの補正予算全会一致で可決


4月24日(金)臨時議会が開催されました。

この臨時議会一番の目的は、教育ITC化に向けて全小中学生約5,800人のタブレットを整備するために11億5千万円余の債務負担行為を補正することでした。


しかし当日になって突如追加されたのが、新型コロナウィルス感染緊急経済対策として全国民に一人10万円を給付するための補正予算案です。


事業主体は市区町村で白井市の人口は63,336人(3月末現在)ですから、この特別定額給付金に必要な経費は事務費を合わせて64億円余りと巨額なものになります。


給付対象者の基準日は4月27日に住民基本台帳に記録されている者で国の補正予算が予定されている4月30日に成立することが前提条件です。


そのため国の予算成立前に地方自治体が予算を議決することは有り得ません。常識的には早くとも5月1日となりますが、市長は、緊急を要し一日でも早く市民に10万円を給付したいという考えから突如の提案となったわけです。


このような見込みで予算案を出すことは異例です。市長不在の場合も当初予算は暫定予算として義務的経費のみでそれ以外の予算は組まれません。


予算案の提出とその執行は市長がするわけですが、出された議案を判断し決定するのは議会です。この64億円という見込み予算の責任は議会が負うことになります。万万が一不測の事態により国の補正予算が成立しない場合にはどうなるのでしょうか!


ちなみに他の自治体では給付対象者が確定する4月27日が一番早く、白井市のように国の予算が成立する予定の1週間も前に臨時議会を開くところは皆無です。


このような「掟破り」とも言える、提訴されれば99%負けると思われる補正予算案でしたが、今の状況を鑑み全会一致で可決しました。

議会として非常に重たい判断をした訳ですから、市長は市民に対して一日も早く特別定額給付金10万円を支給していただきたいと思います。





2019年
9月1日 9月議会


9月定例議会は9月2日から27日まで開催されます。

岩田のりゆきの一般質問は9月10日(火)14時頃からの予定で、2項目について質問します。

1、投票率向上の取り組みについて

 本年7月に執行された参議院議員選挙の投票率は49.84%と前回の56.12%と比較して6.28ポイント下がっています。また、4月に執行された市議会議員選挙においても44.74%と前回の50.97%より6.23ポイント下がり、過去最低となりました。

 投票率が下がると、選挙結果が民意を反映しているとは言えなくなるおそれがあり、関心を持つ人の減少は、協働のまちづくりにも支障をきたすことになります。

 また、平成28年4月に成立した公職選挙法の一部改正により、第48条の2、ここには期日前投票の事が定められているわけですが、ここに第7項が加えられました。

 このことから以下の点について伺います。

(1)投票率向上のためにどのような取り組みをしているのか

(2)第5投票所の分設または増設について

(3)移動投票所を導入する考えはないか

(4)投票所入場券について

2、住居表示について

 住居表示に関する法律は、住所をわかりやすくすることを目的として、「街の区域の境界が複雑で不明確」「同一市町村内に同一・類似の町名がある」「土地の並ぶ順序と地番の順序とが一致しない」「同一地番の土地の上に多数の家屋がある」など行政事務や経済活動の障害を解消するために制定された法律です。

 このことから以下の点について伺います。

(1)白井市において現在このような状況はないか

(2)白井市の住居表示実施区域のうち未実施の区域はどれくらいあるか

(3)今後の実施区域について

(4)大松2丁目の予定について

(5)冨士地区について




以下2015年以前
8月25日  9月議会
 
9月議会は9月1日から開催されます。
 岩田のりゆきの一般質問は9月4日(木)午後1時30分頃からの予定で、以下2項目の質問をします。


1、小動物とふれあう機会の提供について

 動物とふれあうことは、体内に生理学的な変化が生じる生理的効果、内面や行動にプラスの影響を与える心理的効果及び人間関係が円滑になる社会的効果をもたらすといわれています。 この効果を活用した施策をどのように考えるか伺います。

(1)動物が人に与える影響について市の見解は

(2)市役所ロビーか保健福祉センター、あるいは老人福祉センター等にミニ水族館を設けては

2、北総線の運賃問題について

(1)耐震化協議会の協議内容

(2)北総鉄道の経営状況

(3)京成電鉄と北総鉄道及び千葉ニュータウン鉄道の従属関係について

(4)裁判について


8月1日 平成26年度視察報告書


 政務活動費の使途について、一部の地方議員及び議会で不明瞭な使われ方をしていることで社会的問題になっています。白井市では今年度分の政務活動費収支は来年4月に報告することになっており、少し早いのですが、私の今年度の視察報告書を先に公開します。


             平成26年度視察報告書 



平成26年6月25日 平成25年度政務活動費収支報告


項  目
支出額(円)
主な支出
調査研究費
79,931
視 察 ほか
研 修 費
3,480
研修参加費
広 報 費
72,688
コピー用紙ほか
広 聴 費
0

要請・陳情活動費
0

資料作成費
5,198
プリンタインク
資料購入費
96,650
新聞、書籍
事 務 費
102,053
燃料費、通信費、印刷機保守料ほか
合  計
360,000

       ※申し合わせにより支給額36万円のみ報告


        視察報告書      調査報告書


 ※今年度から政務調査費から政務活動費へと改正されました。
   もちろん領収書は1円から添付、燃料費・通信費は1/4まで、広報費は12万円まで、名刺、パーティ参加費はダメ
   広報は政党・後援会名はダメなど細かい取り決めがあります。

6月1日  6月議会
 
6月議会は6月2日から24日まで開催されます
 岩田のりゆきの一般質問は6月10日(火)午後2時30分頃からの予定で、以下2項目の質問をします。

1、放射線対策について
 白井市除染実施計画に基づいて除染jを行っていますが、現在の状況と今後の取り組みについて伺います。
(1)市内の除染状況
(2)農産物の放射性物質検査結果について
(3)市民の健康管理について
(4)仮置き場について

2、北総線の高運賃問題について
 4月17日に関係者間で開催された「北総鉄道の運賃問題に関する協議」において、平成27年度以降10年間について通学定期運賃の据え置きが決まりました。
このことは、昨年末、印西市長とともに、「27年度以降の支援補助金は出さない」と補助金支出の打ち切りを言い切ったことが今回の結果につながったものと評価するものです。
 以下の点について伺います。
(1)通学定期運賃の10年間維持には何か条件が付いているのか
(2)このことに関して新たな合意は結ぶのか
(3)今後の取り組みについて
(4)裁判について




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