アスベスト(石綿)対策について
 






アスベスト対策について岩田のりゆきの


一般質問全議事録




2005年6月議会      




2005年9月議会     




2005年12月議会

 平成26年6月


 


 2005年6月に、クボタがアスベスト被害を公表してからテレビや新聞で大騒ぎになりましたが、その3週間前に岩田のりゆきが一般質問をしています。




 アスベストの危険性を指摘し、市に対して使用状況を確認したところ、公共施設には一切使用していないとしたところから、一般質問をしたのです。




 しかし、その後の調査で、議場を含むほぼ全施設に使用していることが判明し、大問題になりました。現在、学校を含む公共施設では、すべて適正に除去されています。




 しかし、民間施設においてはまだのところが多く、解体時の飛散が危惧されます。


解体現場には近づかないことが一番です。






平成18年4/5 大山口小学校も除去


  昨年12月20日に議員有志で申し入れた「石綿不検出」とされた8施設の再分析検査要請(下記掲載)について、市長から回答が来ました。


 その中で大山口小学校のプール付属室で0.6%のアスベストが確認でき、安全を期し今年度予定されている校舎改修工事の中で除去する事となりました。


その他の7施設については0.1%未満だと言う事です。


 また、「不検出」とされた学校施設に関しても、ビニールシートで覆われた現在の処置を当面そのまま維持していく事を確認しました。


ほぼ全施設にアスベスト(石綿)を使用 




 私の一般質問や独自の調査によると、白井市の公共施設のほぼ全施設でアスベストが使用されている事が判明しました。一番危険性の高い「吹き付けアスベスト」は確認されていませんが、アスベストを含む可能性の高い「吹き付け岩綿(ロックウール)等」が11施設で使われています。


 また含有している建材はほぼ全施設で使われています。固められているのでそのままの状態では安全性に問題はありませんが、劣化して剥がれていたり穴が開いていたりするとアスベストが飛散する可能性があります。



学校施設にアスベスト(石綿)吹き付け




学 校 名
場   所
 石綿含有率
南山小学校
プールの更衣室・トイレ(天井)
2%
大山口中学校
プールの更衣室・トイレ(天井)
5%
南山中学校
機械室(壁・天井) 
2%


  市内3施設の吹き付け材にアスベストが含まれていることが分析調査の結果明らかになり、今年度中(3月まで)に除去工事をする事になりました。 その他「不検出」とされた白井第三小学校、清水口小学校、七次台小学校、大山口小学校、七次台中学校、南山中学校(機械室以外)の吹き付け材についても1%未満の石綿が含まれている可能性があり、その安全性が保障されたわけではありません。議員有志で再分析調査を申し入れると共に現在ビニールシートで覆われている処置を維持するよう要請しました。
 その他石綿含有建材についてはほぼ全施設で使用されていますが、石綿台帳を作成して解体時には適切に処理すると共に、破れや剥がれが確認された場合には速やかに処置する事になっています。
      
※ 家庭用品では魚焼き網、石油ストーブ、照明器具、アイロン、電気こたつ、電気アンカなどに使われてきました。
 特に危険性が高いのは、1980年代以前に製造されたドライヤーとトースターです。中をのぞいて白い布状のものが見えたら石綿が使用されている可能性濃厚です。